10年後の未来について考えてみよう
- 岡本ジュンイチ
- 2018年4月6日
- 読了時間: 4分
忙しく今を過ごしている現代人は、とかくやるべきことに追い回されがちですよね?
それを「充実」ととらえられる人はいいのですが、現実にはなかなか、そうきれいに受け止められない人が多いのではないでしょうか。
そういう事態におちいった時は、ぜひとも10年後の明るい未来を想像してみましょう。
そうすると、今の自分の立ち位置が改めて明確になって、少しは明るい見方に変わるはずです。
では、具体的にどうやって、10年後の未来を想像すればいいのでしょうか。
今回は、そんな未来について考える方法をお送りいたします。
●歴史や社会情勢を知ること
10年後の未来を想像するには、まずは過去や現在を知ることから始めていきましょう。
とりわけ、現代に伝わっている歴史や、今日で話題になっているさまざまな社会情勢に目を向けていくのがおすすめです。
なぜ歴史や社会情勢を知るといいのか。
それは、歴史は価値観の変遷を教えてくれ、現代の社会情勢はその価値観における現状を明らかにするからです。
人間の価値観は、いつも固定されているわけではありません。
時代の流れとともに、少しずつよりよい方へと考え方が改められていっているのです。
そういう人間の考え方を実例から学ぶことによって、先人たちがいかにして社会や価値観を変えていっているのかが手に取るようにわかっていきます。
社会の歴史や現状を知ったうえで、さらに一歩踏み込んだ考え方をすることによって、簡単に10年後の未来が想像できるようになるのです。
●自分から問題提起をしてみる
では、その踏み込んだ考え方とは何か。
それは、自分から問題提起をすることです。
現代の社会は、いったいどういう意味で問題を抱えているのかを、自分の頭で考え抜くのです。
その問題は、どんなに大きくても、また小さくても構いません。
また、よくありがちな問題でもいいのです。
大切なのは、そういう問題に向き合うことにあります。
ご存知のように、現代社会はさまざまな問題を抱えています。
少子化や高齢介護問題、インフラの老朽化や国の財政問題など、ありとあらゆる方面において問題は山積しているといっても過言ではありません。
しかしたいていの人は、そんな問題と向き合おうとせずに、見て見ぬふりをしています。
もちろん、そういう態度が悪いと言っているのではありません。
ですが、10年後の未来を想像するにあたっては、そういう問題に目を向けることはもはや必須といっても大げさな話ではないでしょう。
問題がある社会には、まだまだ発展の余地があります。
その発展の余地を見つけることこそが、10年後の未来を考えるにあたる大きなカギとなるのです。
ですので、適度な問題意識を常に持つようにしてみましょう。
●自分ができる社会貢献について考えてみる
そして最後に、そういう問題意識を持ったうえで、自分のできる社会貢献は何かを考えてみましょう。
人は、誰かのためにすることを何よりの生きがいとする生き物です。
ただ問題に向き合って苦しむだけでなく、自分のできる領域を見極めて、より具体的に、10年後の未来への一歩を踏んでみましょう。
そうすれば、おのずと自分の未来における理想が見えてきます。
たとえその理想が今うまくいかなくても、そういう想像を働かせることに意味があるのです。
想像さえ働かせれば、技術やノウハウは後からついて来ます。
また、10年後の明るい未来を想像できたら、そういう行動を起こすことが効果的です。
これこそ、どんなに小さなことでも構いません。
あなたが思う理想のために、具体的な実践をしてみる。
そのことによって、よりあなたの考える10年後の未来がより鮮明になっていって、もっと具体的に想像できるようになっていくのです。
行動は、未来を明るく切り開く力があります。
そのことを頭の隅に入れたうえで、明るい未来を想像してみましょう。
●あとがき
いかがでしたでしょうか。
今回は10年後の未来について想像する方法について書かせていただきましたが、何か参考になったことはあったでしょうか。
未来は、専門家でさえもなかなか予測することが難しいものです。
ですが、未来を想像し、また創造することはできます。
もしも悲観的になったら、以上のステップを踏まれたうえで、豊かなライフスタイルを送られてみてはいかがでしょうか。
それでは、今回はここまでとさせていただきます。
どうもありがとうございました!
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