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気分転換の方法

ストレスを抱えがちな日常において、気分転換はとても重要な実践の一つとなっております。


気分転換が上手にできない人は、自分自身の心を不健全にするだけでなく、まわりの人をも不幸にしてしまい、ひいては社会全体の迷惑になってしまう可能性も十分あり得ます。


自分自身の気分をコントロールできる人は、自分の人生をコントロールできる人だと言ってもいいでしょう。


では、具体的にどうやって気分転換すればいいのか……?


今回は、そんな気分転換の方法について、筆者の考えを書かせていただきます。


●自分の過度な義務感・道徳観を捨てよう


まず大前提として、気分転換をしようとする際には、あなた自身の過度な義務感・道徳観を捨てましょう。


たとえば、もしもあなたが仕事や宿題などに追われていた場合、まずはその自分の課題を脇に置く勇気を持つことです。


もちろん、犯罪をおかすとか、あまりにも社会的に常識外な行動をとることは戒める必要はあります。


ゆえに、すべての自分の義務感や道徳観を捨てることはできないかもしれません。


ですが、自分のそれらの義務感・道徳観にとらわれない視点を持つことによって、自分の心の本音が見えるようになってきます。


あらゆる常識にとらわれずに、まずは自分の心の中にある本音を探る努力をしてみましょう。


●自分の大好きなことに没頭する


自分の心の中にある本音を見つけることができたら、自分がやりたい大好きなことに没頭してみましょう。


それは、ただ小さなアリを見つめ続けたい、ということでも構いませんし、演劇や映画を手がけてみたい、という大きな願望でも構いません。


あなた自身が純粋にやってみたい大好きなことを、実際に行動に移してみましょう。


それができさえすれば、たとえどんなに大きなストレスを抱えたとしても、その気分転換によって乗り越えることは容易になるに違いありません。


では、その「大好きなこと」を見つける方法は、一体何なのか。


カンタンです。


あなたの心が満足するための行動をしてみることです。


つまり、たとえばお腹がすいた時には素直に食べたいものを食べてみて、聴きたい音楽があった場合は素直に買って聴く、ということです。


それらのアクションを実際に起こしてみて、充分すぎるほどの満足感を得てみましょう。


そうすれば、おのずとあなたの大好きなことが見えてきます。


繰り返しになりますが、その「大好きなこと」を素直に実行に移すことこそが、気分転換におけるもっとも重要な要素なのです。


●自分の仕事や作業と全く関係ないことをやる


どうしても自分の大好きなことが見つからなかったり、あなた自身にある義務感・道徳観を捨てられなかったら、自分のやるべきこととは全く無関係のことをやってみるのもいいでしょう。


お金を稼ぐための作業ではなく、自分の成績を上げるための行動でもなく、ハタから見たらまったく無意味な行動をとってみましょう。


それをすることによって、自分がいかに疲れているのかを客観視することができます。


自分自身を客観的に見渡すことができさえすれば、もはや気分転換はできたようなものです。


大切なのは、社会やまわりの環境における常識にとらわれずに、自分のやりたいこと・やってみたいことに集中することです。


あなた自身が気分転換をしたい時間は、言い換えればあなたが一番休憩したいゴールデンタイムなのです。


そのゴールデンタイムをフル活用して、ぜひ自分のやりたいことをやってみるようにしましょう。


●あとがき


いかがでしたでしょうか。


今回は気分転換の方法について筆者の意見を書かせていただきましたが、何か参考になったでしょうか?


気分転換においてもっとも大切なことは、正義や倫理ではありません。


あなた自身の欲求です。


その欲求に素直になって、より健全な社会生活を送るための準備をしてみて下さい。


以上で、今回のコラムを終了させていただきます。


どうもありがとうございました!


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