心の管理法
- 岡本ジュンイチ
- 2020年3月11日
- 読了時間: 3分
あなたは、自分自身の心の中をちゃんと把握できていますか?
この社会を生きていくには、自分自身の心の管理をするのは必須の能力です。
しかし、多くの人はその必須能力である心の管理方法についてわざわざ教えてはくれません。
そこで、今回は筆者が日頃行っている心の管理法について、詳しく解説させていただきます。
●自分のやりたいことを把握しておく
まず、自分のやりたいことを常に把握しておくことを心がけましょう。
理想を言えば、自分のやりたいことをすぐに言葉にできて、紙にリストとして書き出せるほどになるのがいいです。
その自分のやりたいことは、どんなことでも構いません。
大きすぎる夢から小さな趣味・挑戦まで、いくつでも思い浮かぶ限りのことを記録しておいて、常に自分の欲求を「見える化」させておくようにしましょう。
●自分のビジョンを明確にして、言語化させる
自分のやりたいことが書き出せて、だんだん明確になってきたら、今度はあなた自身のビジョンを明確にしていきましょう。
つまり、「なぜあなたがその欲求を抱いているのか」「あなたはどんな価値観を抱いているのか」をハッキリとさせていくのです。
あなた自身のビジョンは、日頃のあなた自身の行動の積み重ねによって成り立っています。
自分が何を求めて行動をして、どんな価値観を持ち、そしてその価値観でどんなビジョンを持つようになっているのかをしっかり把握しておくこと。
それを行うことによって、おのずと自分自身の満足していない部分がくっきりと見えてくるのです。
自分のビジョンが明確になってきたら、それを言語化させるのもおススメです。
自分の思考や価値観を言葉にすることは、あなた自身を客観視するための貴重な資料となるからです。
自分のやりたいことを洗い出し、自分のビジョンを明確にして自分なりの言葉でまとめるという実践を通して、自分自身の心の健康状態を確認するようにしてみましょう。
●自分の心の中を図式化させてみよう
自分のやりたいことやビジョンが言語かできたら、さらに自分の心の中を図式化してみることも強くおすすめします。
一冊のノートに、自分の思いをメモした付箋をペタペタ貼り付けて、そこで情報を整理していくのです。
その思いは、どんなにマイナスな思考でも下劣な内容でも構いません。
大切なのは、そういうネガティブな自分自身を発見することです。
ネガティブな心情は、実は一度表に出してみると大抵解消されます。
それは、自分自身の欲求不満な状況が表現によって昇華されて、結果的に解消されるからなのでしょう。
自分自身の心を管理させるには、いかにそのネガティブな自分自身と向き合うかにかかっていると言っても過言じゃありません。
ただ、ネガティブな自分自身と直接向き合うのには無理があります。
自分自身がなぜネガティブになっていて、どういう欲求を持っているのかを把握しておくことこそが重要です。
自分の価値観やビジョンを改めて認識して、自分の素直な気持ちを言葉にして表現してみましょう。
きっと、いつの間にかネガティブなあなた自身の心がハッキリと浮かび上がり、おのずと課題も見えてくるはずです。
●あとがき
いかがでしたでしょうか。
今回は心の管理方法について筆者の考えを書かせていただきましたが、何か参考になったことはあったでしょうか?
心の管理をするには、自分自身の心をコントロールしようとしてはいけません。
しっかりと心のサインに敏感になって、自分の欲求や価値観、そしてビジョンを言語化・図式化させてみることこそが、心の管理における一番の近道です。
ぜひ、以上に書かれてあることを実践してみて下さい。
それでは、今回のコラムを終了させていただきます。
どうもありがとうございました。
Comments