自己分析の方法
- 岡本ジュンイチ
- 2018年6月27日
- 読了時間: 4分
自分の進路選択や将来の指針を定めるにあたって、自己分析はとても重要になってきます。
ですが、普段は目の前の課題や仕事に追われて、なかなか自分のことを深く理解できていないという方が多いようです。
自己分析は、方法さえわかっていればすぐに実践できます。
しかも、その実践方法はいたって単純な作業なのです。
今回は、そんな自己分析の方法についてお送りいたします。
●自分の過去を書き出してみる
まずは、自分の過去を書き出してみることから始めてみましょう。
誕生日や記憶にある出来事、価値観の変化などを、編年体でまとめるとわかり
やすくなるでしょう。
また、小説を書いたり読んだりするのが好きな方は、自分の人生を題材にした自伝や小説を書いてみるのもいいかもしれません。
そのように、自分の過去を文字や年表として書き出すことによって、あなただからこそ大切にしていることや行動パターンなどが見えてきます。
そうやって自分の過去と向き合って、紙に書きだすことによって、自分自身を
客観的に見つめ直すことができるのです。
●自分の心の中を図式化してみる
自分の過去と向き合ったら、今度はあなたの心の中を図式化してみましょう。
あなたの願望は何なのか。
あなたのできることや知っていること、やってみたいことは何なのかなどなど。
まずは思いつく限りのことを書いてみて、その記録をカテゴリーに分けて整理整頓するといいでしょう。
すると、自分の心の中が視覚的にとらえることができて、いま自分が何を考えているのかが手に取るようにわかるようになります。
時には、その実践で自分の悩みの解決方法をおのずと見いだすことだってでき
てしまいます。
「できる限りきれいにまとめよう」とは意識せずに、むしろ落書き帳の感覚で書いたほうがいいでしょう。
あまりきれいに書こうと意識しすぎると、固定的なことしか発想できなくなってしまいますので、自分の頭の体操をするつもりで雑に書くことをおすすめします。
●自分の好きキライや得意苦手を把握する
そういう自分史や心の図式などの資料ができたら、あとはその資料を読み込んでいきましょう。
それらの資料から、今まで自分が意識していたこととは違う見方で自分を分析するのです。
とりわけ、自分の好きキライや得意苦手の変化を見ていくように意識すると、
自分の長所や短所、特徴などがわかるようになっていきます。
何度も何度も資料と見つめ直して、いろんな角度で読み方を模索していきましょう。
そうすれば、あなたのアピールできる点や注意事項などがハッキリとわかるようになっていきます。
そういうことがわかるようになれば、もはや自己分析はできたといってもいいでしょう。
●自己分析は未来構築のかなめ
自分を振り返ることは、なかなか面倒な作業ではあります。
しかし、自己分析をすることによって、自分の理想のライフスタイルや幸せなあり方をいち早く考え直すことができるのです。
自己分析は、あなたの未来を築くかなめとなるといっても過言ではありません。
ぜひとも、少しでも自分の過去や心の中を整理してみましょう。
そうすればおのずと、いまぶつかっている自分の課題や問題を解決する糸口が
見えてくるに違いありません。
●あとがき
いかがでしたでしょうか。
今回は自己分析の方法について書かせていただきましたが、何か参考になったことはあったでしょうか?
今回のコラムを参考にされたうえで自己分析をして、あなたの未来を明るくしていってくだされば、筆者としてこれほど嬉しいことはありません。
これを機会に、ぜひとも自分と向き合う時間をつくってみてください。
それでは、今回のコラムはここまでとさせていただきます。
どうもありがとうございました!
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