ネガティブ思考の活かし方
- 岡本ジュンイチ
- 2020年6月30日
- 読了時間: 4分
あなたは、ネガティブ思考を持っていますか?
もしもあなた自身の中にネガティブな思考を持っていたのでしたら、それはある意味幸せなことです。
なぜなら、適度なネガティブ思考は、あなた自身の生活をよりよく変える力が秘められているからです。
ネガティブ思考は、一見するとなんだかじめじめした雰囲気になってしまってイヤな気持ちにさせてしまうもののように受け取ってしまうかもしれません。
ですが、ネガティブ思考は本人の活かし方次第で、人間の潜在意識から生まれるとてつもない才能へと変貌させることができるのです。
では、どうやってネガティブ思考を活かせばいいのか。
今回は、そんなネガティブ思考の活かし方を、軽く書かせていただきます。
●ネガティブ思考=危機管理能力が高い
まず第一に、ネガティブ思考における否定的すぎる受け止め方をやめる努力をしましょう。
頭ごなしにあなた自身のネガティブな考え方を否定しても、決して幸せになることはありません。
本当に大切なことは、自分自身の感性をそのまま受け入れてあげることなのです。
自分自身の感性をそのまま受け入れてあげることができれば、たとえどんなにネガティブな思考になっても、必ずや幸せに生活を歩むことができるでしょう。
では、具体的にあなた自身の中にあるネガティブな思考を受け入れればいいのか。
それは、ネガティブ思考のそもそもの原因を探ってあげることです。
あなたはそもそも、何でネガティブ思考になってしまうのか。
その原因を究明することこそが、適度な自己肯定ができ、かつ適切なネガティブ思考を活かせるようになるのです。
ネガティブ思考は、その考え方自体が悪いのではありません。
むしろ逆です。
ネガティブ思考を適度に持てる人間は、ある種の才能を持っている証拠です。
もっと言うのなら、ネガティブ思考を持てる人は、危機管理能力が非常に高いことの現われなのです。
ですので、決して悲観するべきものでもなければ否定すべきものでもないのです。
むしろ、ネガティブ思考は大いに歓迎すべき存在だと言ってもいいでしょう。
●適度なネガティブ思考は身を助ける
なぜネガティブ思考が歓迎されるべき才能であるのかを、もう少し深掘りしてみましょう。
たとえば、スティーブ・ジョブズ。
彼は日頃から、現状に対する不満をエネルギーにして、iPodやiPhone、iPadなどを生み出してきたのです。
スティーブジョブズはこう言い切っています。
「どんなマーケティングでも、駄作をヒットさせることはできない」
この言葉は、適度な悲観を受け入れて、駄作を傑作に変身させることの重要性を説いています。
あのスマホの生みの親であるスティーブ・ジョブズでさえ、自らのネガティブな思考を受け入れて生きてきたのです。
そして、彼は自らのネガティブ思考を適度に受け入れて、それをビジネスアイデアとして受け入れていったのです。
そうです。
適度なネガティブ思考は、実は身を助ける力が備わっているのです。
●過度な否定はせずに、適切なネガティブ思考を持とう
以上のように、ネガティブな思考をただの不平不満として垂れ流しにするのではなく、むしろそのネガティブ思考を力にしていくこと。
それこそが、ネガティブ思考を活かすための重要なポイントだと言えるでしょう。
過度な否定をせずに、思考停止におちいらずに、自分自身にある適度なネガティブ思考を受け入れてみましょう。
そしてその考え方に耳を傾けてみましょう。
そうすればきっと、以前までは見えていなかった、新しい発見が見えてくるに違いありません。
繰り返します。
これを機に、ネガティブな思考を持ってみましょう。
そして、その考えに耳を傾け、自分自身の人生をよりよく変えていきましょう。
一番大切なのは、ポジティブになることなんかではありません。
自分のネガティブの力で、あなた自身を幸せにすることなのです。
●あとがき
いかがでしたでしょうか。
今回はネガティブ思考の活かし方について書かせていただきました。
何か参考になったことはあったでしょうか?
ネガティブな思考は、使い方によってよりよく改善するための大きなきっかけとなり得ます。
ですので、ネガティブな思考を持っている自分自身を否定するのではなく、むしろ賢く活用するように努力してみましょう。
それでは、今回のコラムを終了させていただきます。
どうもありがとうございました!
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