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「もう一人の自分」を見つけてみよう

あなたは日頃、心の状態をちゃんと把握できてますか?


もしもあなたが心の状態を自分で把握できていなかったら、ぜひこれを機に自分の心の状態を調べてみて下さい。


すると、あなたの中にある本音の自分、つまり「もう一人の自分」が見えてきます。


「もう一人の自分」を見つけると、あなたの心の状態が自分の力で把握することができるようになってきます。


では、具体的にどうやって「もう一人の自分」を見つければいいのか。


今回は、そんな「もう一人の自分」の見つけ方を軽く書かせていただきます。

●自分の欲望に素直になってみよう

まず前提として、あなた自身の欲望に対して素直になるようにしてみましょう。


たとえば、あなたの食欲や睡眠欲、承認欲求などの欲求を把握する努力をしてみましょう。


また、あなた自身にある不満や夢を素直に言葉にしてみたり、自分なりに表現してみましょう。


そして、その欲求や不満・夢などを、すべてなんでも受け入れる姿勢で向き合うのです。


その姿勢の度合いがどれほど素直であるのかを、一度確かめてください。


そういう姿勢を確認できたら、次のステップに入っていきましょう。

●自分の心の健康状態を把握しよう

自分の欲望に素直になってあなた自身の姿勢を確認できたら、次は自分の心の健康状態を確認してみましょう。


ここで言う「心の健康状態」とは、カンタンに書いてしまえば、自分自身が幸せであるか、ということです。


あなたは、今の状態が本当に幸せであるかどうかを、ここで見つめ直してみましょう。

では、その「幸せ」とは具体的に何なのか。


ここでは主に3つのアプローチで考えてみましょう。

1.経済的に私生活が豊かか

ある程度仕事で稼いだり食糧が確保できていて、満足な生活を送れているのかを考えてみましょう。


ここではあくまで、金銭の多寡というよりは、自分の生活レベルに対する適切な収入や経済・生産活動ができているかを確認します。


たとえ収入が高く安定していたとしても、その満足な生活レベルが送れていない状態であっては元も子もありません。


収入に対して適切な、満足な私生活を送れているかどうかを把握してみましょう。

2.精神的に満足しているか

たとえどんなに社会的に高い地位についても、あなた自身の心が満足していないようでしたら意味がありません。


傍から見た基準をすべて取り払って、あなた独自の基準で満足度をはかってみて下さい。

3.やりたいこと・やってみたいことをやれているか

心の健康状態を端的に表現できる基準は、「やりたいこと・やってみたいことをやれているか」です。


そのやりたいことは、たとえ小さなさりげない欲求でも、はたまた大きすぎる夢や野望でも全然かまいません。


ここでは客観的に、たんたんと「やれている」「やれていない」という形で、自分の願望の数だけチェックを入れてみましょう。

●自分自身の裏の側面を素直に受け入れよう

そういう自分自身の心の健康状態が把握できたら、今一度あなた自身が抱いていたすべてのことを整理してみましょう。


できるものなら、それはノートにまとめたり言語化したりするといいかもしれませんね。


そうやって実践していくと、ときどき意外な発見ができる時があります。


「ああ、私ってこんなことを考えてたんだ」と、ハッキリとわかるようになってくるのです。


それこそが本音の自分であり、普段は陰で隠されている「もう一人の自分」なのです。


よく世間では、二重人格や裏の自分自身を持つことに対して否定的な意見を持つ人が結構いらっしゃるようです。


ですが、人間誰でも、本当の意味で自分の心の状態をすべて把握できている人はいません。


一つの物体に光と影があるように、心の状態にも「把握できている部分」と「把握できていない部分」があるのです。


それは至極当然のことです。


大切なのは、そんな裏に隠された「もう一人の自分」を素直に受け入れることです。


そんな自分自身の裏の側面を受け入れることによって、人はどんどん向上心も成長も遂げられるのです。


「もう一人の自分」を見つけてみましょう。


そして、そんな自分自身をやさしく受け入れてみましょう。


そうすれば、きっと目の前の世界の見方が少しは変わって見えてくるはずです。

●あとがき

いかがでしたでしょうか。


今回は「もう一人の自分」の見つけ方について軽く書かせていただきましたが、何か参考になったことはあったでしょうか?


「もう一人の自分」を見つけることは、心の整理になるだけでなく、自己分析や人生設計の要にもなります。


何度でも書きます。


これを機に、ぜひ「もう一人の自分」を見つけてみましょう。


それでは、今回のコラムを終了させていただきます。


どうもありがとうございました!

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