つらいことを乗り越える方法
- 岡本ジュンイチ
- 2021年11月6日
- 読了時間: 4分
僕たちが人として生きている上で、つらい出来事に出会うことはしばしばあります。
身内の人間の死や、仕事における挫折、家庭における夫婦関係のズレなど。
例を挙げたらキリがありません。
そのつらいことを乗り越えなければ、僕たちの未来は明るく生きられない、といっても過言ではないでしょう。
大切なことは、いかにつらいことを乗り越える術を身につけるかです。
現代の社会を生き抜くには、そういう「つらいことを乗り越える方法」を自分の中で確立していることこそが重要だといえます。
では、具体的にどうやってつらいことを乗り越えればいいのか。
今回はそのことをテーマに据えて、お届けします。
●明日のことを考えよう
結論から先に申します。
つらいことを乗り越えるには、明日のことを考えるクセを身につけることです。
物事は、すべて明るい未来のために起きているのです。
いくらつらい出来事が目の前にあったからといって、これから先もつらい出来事がいつまde
も続くということはあり得ません。
「人生、楽あれば苦あり」です。
そもそも出来事自体には、「いい」も「悪い」もありません。
つらい出来事を「つらい」と決めつけているのは、実はあなた自身なのです。
ですので、日頃から明るい未来を想像すれば、たとえつらい出来事でもつらくは感じなくなっていきます。
明るい未来のために生き抜く。
そう決心した上で、次にやってくる未来を迎える努力をしてみましょう。
●未来を変えることで、過去の意味が変わる
なぜ未来のことを考えるといいのか。
それは、過去の出来事は変えられないけれど、未来の出来事ならいくらでも変えられるからです。
あなたが生きている現在は、それまであなたが努力してきた出来事の積み重ねでしかありません。
あなたが過去に願ってきたことこそが、あなたの現在を築いているのです。
つまり、今からあなたが強く、明るい未来を願うことができれば、その未来はなんらかの形でやってくる、といえます。
もっと言うなら、あなたの未来を変えることによって、あなたの過去の意味が変えることができるのです。
たとえどんなにつらい出来事にぶつかったとしても、未来を明るくすることは十分可能です。
明るい未来を築きさえすれば、そのつらい過去は悲劇のエンディングではなく、喜劇のオープニングとして受け入れられます。
だからこそ、つらいことにぶつかったときには、明るい未来を築くために、明日のことを考えるのです。
未来を変えることで、過去の意味を変える。
そういう意識でもって、つらい出来事を乗り越える努力をしましょう。
●すべての事柄は、明るい未来につながる
最後に、このことをぜひ覚えておいてください。
すべての事柄は、明るい未来につながっているのです。
あなたが希望を持って生きている限り、どんな状況でも明るくひらけてきます。
夜明けのない夜はありません。
僕がいま作家としてがんばれているのは、ほかの誰でもない僕自身が
「作家になりたい!」
と強く願い、今まで努力を重ねてきたからです。
それと同様に、明るい未来を築くために努力を重ねていれば、どんな状況でも明るく元気に、そして楽しくなっていくものなのです。
「人間、万事塞翁が馬」という言葉があります。
塞翁という男が馬から落ちた事故をきっかけにして、その怪我のおかげで戦争に行かなくて済んだ、という逸話から得た教訓です。
塞翁が馬から落っこちたことで戦争の徴兵から逃れられたように、あなたの未来も、あなた自身が強く明るい未来を願っている限り、明るくひらけていくものなのです。
どんなに大きな事故を起こしたとしても、必ず明るい未来につながっています。
本当に大切なのは、あなた自身が悲観をしないことです。
何度でも言います。
あなたの願いは、必ず叶う時がやってきます。
それまで、目の前にあるつらい出来事を乗り越えて、明るく元気に生きる努力をしましょう。
●あとがき
いかがでしたでしょうか。
今回はつらいことを乗り越える方法について書かせていただきました。
何か参考になったことはあったでしょうか?
明るい未来に向けて、着実な行動をしていきましょう。
その上で、あなたの未来を明るくして、つらかった過去の意味を変える努力をしましょう。
今回のコラムをきっかけに、何か明るい気持ちになってくだされば幸いです。
最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました!
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