人にやさしい人になる方法
- 岡本ジュンイチ
- 2020年11月19日
- 読了時間: 4分
更新日:2021年5月7日
もしもあなたの身内や友人・知り合いが暗い気持ちになった時、あなたは日頃から人にやさしく接していますか?
人にやさしく接することができる能力は、互いを支え合う人類社会において最も重要な能力だといえます。
人にやさしく接すれば、そのやさしさは他人からの信用に変わり、場合によってはビジネスにもつながります。
人にやさしくすることは、結果的には自分自身を幸せにすることなのです。
ですが、普段人にやさしくすることができていない方にとっては、人にやさしい人になる方法がわからないかもしれません。
ですので、今回はそんな方のために、人にやさしい人になる方法について、軽く解説させていただきます。
●自分がやってもらうと嬉しいことを実践しよう
端的に書きますと、人にやさしく接するために最も重要なことは、自分がやってもらうと嬉しいことをやることです。
あなたがもしも暗い気持ちになった時、どんなやさしいことをされると嬉しく感じますか?
さりげなく自分の事情を聞いてくれることでしょうか。
それとも、気をつかって食事に連れていってくれることでしょうか。
いや、もしかしたら、もっとささやかな気づかいでも感動するかもしれません。
そんな自分がやってもらって嬉しい「気づかい」こそが、あなたがやさしくなるための第一歩となるのです。
自分のやってほしいことを想像してみて、相手の身になってみましょう。
相手の身になれば、おのずとどんどん人にやさしくなっていくようになるはずです。
●自分の常識を押しつけない
その時、人にやさしく接する際に、気をつけておくべきことがあります。
それは、自分の常識を押しつけないことです。
自分の常識の範囲内だけで人にやさしく接するのは、実は本当の意味での「やさしさ」ではありません。
たとえば、あなたが魚が好きだったとしても、あなたの友人や知人は魚が好きじゃない場合も当然あります。
ですので、魚が好きじゃない相手に自分の好きな魚を押しつけても、あなた自身が本当の意味で「やさしい」と思われることはまったくないでしょう。
本来の「やさしさ」とは、お互いの価値観に寄り添ったうえで成り立つ気づかいなのです。
決して自分の常識だけに留めずに、相手の価値観にも考慮を入れたやさしさを持ちましょう。
●自分自身にやさしい人は、人にもやさしい
人にやさしくできる人は、自分にものすごく厳しい人だと思い込んでいる方もいるかもしれません。
ですが、それはとんでもない誤解です。
むしろ、自分自身にやさしくすることができる人こそ、他人にもやさしく接することができるようになるのです。
人にやさしくなるために、自分自身を犠牲にするのは大きな間違いです。
自分自身を押し殺したやさしさはひとりよがりで一方的なものになりやすく、一方的すぎるやさしさには、結局誰の幸せにもつながりません。
ですので、もしもあなたが人にやさしくできていないのであれば、まずは日頃から自分自身をひどく扱っていないかを確認するようにしてみましょう。
そういう実践を経てこそ、あなた自身がやってほしいことや最も欲しいものが見えてきて、結果的に人にやさしくできる能力が見出されていきます。
繰り返します。
自分自身を押し殺したやさしさは、本当の意味でのやさしさではありません。
まずは自分自身に対してやさしくなり、相手が本当に求めていることを見極めましょう。
きわめて書けば、自分自身にやさしい人間こそが、本当の意味で、人にもやさしい人間になるのです。
●あとがき
いかがでしたでしょうか。
今回は人にやさしい人になる方法について、軽く解説させていただきました。
何か参考になったことはあったでしょうか?
このコラムを通じて、あなたが少しでもやさしい心になってくだされば、筆者としてこれほど嬉しいことはありません。
ぜひ、あなたのやさしさでもって、自分自身はもちろん、まわりの人を幸せにしていきましょう。
それでは、今回のコラムはこれにて、終了させていただきます。
どうもありがとうございました!
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