体を動かそう!
- 岡本ジュンイチ
- 2019年1月17日
- 読了時間: 4分
もしもストレスで一杯になった時、また心の中がぐちゃぐちゃになった時、あなたはどんなことを実践していますか?
気分転換に本を読んだり、音楽を聴いたり、テレビやネットに触れたりするかもしれません。
ですが、それらだけでは根本的な解決につながらないことも結構あるのではないでしょうか?
そこで、筆者は別の実践方法をご紹介したいと思います。
その実践方法とは、体を動かすことです。
なぜ体を動かすことがメンタルケアにつながるのか。
体を動かすことによってどんなメリットはあるのか。
今回は、そういう体を動かすことの効用・メリットをお送りいたします。
●体は、心とつながっている
「病は気から」という言葉があります。
その言葉が言い表しているように、体の病は心の病と深く連動していることが多いのです。
逆に言えば、心の健康を保ち続けるには、体の健康を保ち続けることこそが一
番の近道だということができます。
たとえば、毎日ちょっと筋トレをしたり、散歩に出かけるだけでも人の心に大きく影響します。
それは、体を動かすことによる快感を得ることで、脳や血行をよりよく改善されていくからです。
したがって、もしも心の疲れやストレスを感じてしまった時には、体を動かす
ことがとても有効なのです。
●体を動かすことで、視点が変わる
体を動かすことのメリットは、ただ脳や血行を良くするだけではありません。
体を動かす最大のメリットは、視点が大きく変わることにあります。
運動を実践することによって、今まで見えてなかった世界観や発見につながることが結構あります。
いつまでも机の上で考えても浮かばなかった斬新なアイデアが生まれたり、自
分自身を肯定的に受け止められる心の基盤が築かれたりするのです。
たとえば、ジブリアニメで有名な映画監督・宮崎駿は、地元の風景を見ながら散策することをきっかけにして、『崖の上のポニョ』の構想を練ったといわれてます。
このように、多くのクリエイターは体を動かすことによって自分自身の心を健全にさせて、そこから新しい発想を生み出すことに成功しています。
「病は気から」という言葉にあるように、心の健康の原点は、体の健康からこそ生まれるのです。
●暗い気持ちになったら、体を動かそう!
もしもストレスで一杯になったり、うつうつとした気分になったら、ぜひとも体を動かしてみてはいかがでしょうか。
体を左右に揺らすだけでも、両足をバタバタさせるだけでもずいぶんいい気分転換になります。
よく世間では、ストレスを対処するには自分自身の心の受け止め方こそが大切であると懸命に語られますが、すべての場合がその実践だけで解決するとは限りません。
もしも苦難や苦痛に対して、あまりきれいな受け止め方ができなくなっても、決して悲観はしないでください。
それはもしかしたら、あなたの体が単に疲れているだけなのかもしれません。
あなたの心が悪に染まっているのではなく、単に血行の働きや脳の働きが悪くなっているだけかもしれません。
もしも悩みを抱えた場合は、まずは体を動かしてみましょう。
そうすることで、意外な世界観や新たな局面を見据えることができるようにな
ることでしょう。
●あとがき
いかがでしたでしょうか。
今回は体を動かすことによるメリットや効用を軽く書かせていただきました。
何か参考になったことはあったでしょうか?
体を健康にすることは、心を健康にすることでもあります。
知・徳・体、この3つの要素を磨き上げることを決して忘れないでおれば、必ずあなたの人生は豊かになっていきます。
ぜひとも、今回のコラムを参考にされたうえで、体を動かすことを実践してみてください。
それでは、今回のコラムはここまでとさせていただきます。
どうもありがとうございました。
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