他人の人格を尊重してみよう
- 岡本ジュンイチ
- 2020年5月27日
- 読了時間: 4分
日々の生活において、すべてを自分ひとりで生きている人はめったにいません。
僕たちは人として生きている限り、ほかの人と関わりながら生きていかざるを得ません。
ですが、もしも心が病んでしまっている時には、なかなか他人のことを大切にしようとは思えないものです。
そういう時はどうすればいいのか。
筆者の考えとしてはあえて、他人の尊重してみることを実践することを強くおすすめします。
でも、他人を尊重する方法がよくわからない。
そもそも、他人を尊重することによってどんなメリットがあるの?
今回は、そんな疑問を持たれている方のために、筆者なりの「他人を尊重すること」のメリットや具体的な方法を書かせていただきます。
●他人を尊重する行為=心の許容範囲を広げる行為
なぜ筆者が他人を尊重することを強くすすめるのか。
理由は単純です。
相手もあなたと同じように、ひとりの等身大の人間だからです。
自分の仲間の種である他人を認めることによって、同時にあなたが自分自身を認めることにもつながるからです。
他人の個性を尊重する習慣を身に着けておくと、あなたの心の許容範囲が広がります。
心の許容範囲が広がれば、あなた自身を客観視したときに、自然と自分にやさしい見方ができるようになるのです。
このように、他人に対する敬意は、同時に自分の心を癒す大きなきっかけにつながりうるのです。
「情けは人の為ならず」とはまさにそのことです。
●相手をほめる努力をしてみよう
では、具体的に他人を尊重する方法について、もう少し深掘りをしてみましょう。
他人を尊重するときに、一体どういうことを心がけるといいのか。
それは、相手のいい所をほめるつもりで観察することです。
自分にはない他人の小さな魅力を見つけて、その魅力を素直に言葉にしてみるといいでしょう。
最初は恥ずかしく思うかもしれません。
ですが、その行為は相手をとても元気にさせることもでき、同時にあなたの大きな生きがいに必ずなることでしょう。
いちいち他人の悪い所に目を向けるのではなく、素直にあなたの思う相手の魅力を口に出してみましょう。
人間とは不思議なもので、そういうポジティブな行動をすると、おのずと世界の見え方が明るくなってくるのです。
これを機に、ぜひ他人の小さな魅力に目を向けて、相手をほめる努力をしてみましょう。
●相手と距離を取り、裏の顔を見ないようにしよう
ではもしも万一、自分が本当に苦手な人と触れ合うことになったらどうすればいいのか。
その場合はカンタンです。
相手との距離を取って、相手の裏の顔を見ないようにすればいいのです。
たとえその相手が親しい友人であっても、あなた自身がとても不快な思いを抱いているのであれば、素直に距離を取るようにしましょう。
そして、その友人の魅力がハタから見て全然なかった場合は、友人関係を切ってもいいでしょう。
相手の裏の顔があると思いながら強く観察しすぎると、相手の本来の魅力がかすんで見えてしまったり、逆に相手の本当の悪い所を見落としてしまう危険性もあります。
筆者の言う「他人を尊重する」という行為は、あくまで「相手を人間として観察してみる」ことです。
決して、犯罪者や極悪人を全面肯定しろ、ということではありません。
そういう人間の善悪をハッキリと見分ける最大のポイントは、遠くから見える相手の性格の良し悪しを見抜くことです。
もしもあなたのことを本当に大切にしてくれる人でしたら、人目を気にせずに素直に明るく接します。
ですが、あなたのことを悪く言ったり意地悪したりする人は、たいてい自分の気分でしか考えていない自己チューなバカです。
そういう人とは、適度に距離を取る努力をしましょう。
そして、あなたにとってとても魅力的な人と仲良くするように努力していきましょう。
日頃から他人を尊重する気持ちを抱いてさえいれば、あなたのもとには素晴らしい友人や知人に恵まれていくことでしょう。
だからこそ、筆者は強くおすすめします。
これを機にぜひ、他人の人格を尊重してみましょう!
●あとがき
いかがでしたでしょうか。
今回は他人を尊重することのメリットや方法について軽く書かせていただきました。
何か参考になったことはあったでしょうか?
先述した通り、他人を尊重することは、自分自身の人間性を尊重することにもつながるのです。
今回のコラムをきっかけにして、ぜひ前向きなライフスタイルを送ってみて下さい。
以上、今回のコラムを終了させていただきます。
どうもありがとございました!
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