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心を休める習慣を身につけよう

更新日:2020年10月20日

目の前の作業や仕事に追われていくと、疲れがたまり、やがてその疲れが心の汚れに変わります。


もしも心が汚れてしまった時にはどうすればいいのか。


答えは明白です。


心を休めることです。


時に心を休める習慣を身につけることによって、あなたの生活を安全にカバーすることができます。


今回は、なぜ心を休める必要があるのか、心を休めるメリットを中心に書かせていただきます。

●無茶な努力は世界観を歪めてしまう

心の容量がオーバーした状態で努力すると、心の健康状態が悪化します。


悪化した心の健康状態は身体と違って、すぐに治るという代物ではありません。


一度心の病が生じてしまったり、心が壊れた状態になるとなかなか治らないのです。


無茶な努力は、世界観を歪めてしまうリスクがあります。


一度そういう悲観的な世界の見方をしてしまうと、すべての物事で悲観的に見てしまう癖が身についてしまうのです。


だからこそ、心の健康状態は体と同様に、休める習慣を身に着けることが大切なのです。


たとえ行かなければいけない学校や職場があったとしても、心の容量がオーバーしている状態で通勤や通学をするのはとても危険です。


少なくとも週に一度は、心を休める習慣を身につけるといいでしょう。

●一日の休暇が未来を明るくする

心を休める習慣が身につくと、あなたの未来に対する見方がどんどん変わっていきます。


たった一日の休暇で、遠くにある明るい未来を見いだすことだってできるのです。


明るい未来を見いだすことができさえすれば、目の前にある仕事や作業に大きな生きがいを感じられて、あなたにしか持っていないアイデンティティーも持つことができます。


これからあらゆる仕事がAIやロボットによって奪われるといわれるこの現代社会では、明るい未来像はあなた自身だけでなく、あなたの身のまわりや環境、そして社会全体を明るくします。


たった一日の休暇が、これからの未来を明るくするのです。

●ウォルト・ディズニーも、休暇を入れながら名作を生み出した

今でも名作アニメをたくさん残してきたことで有名なウォルト・ディズニーは、実は休暇をとったことによって名作を完成させることができたといわれています。


当時まだ存在していなかった、映画史上初の長編アニメーション『白雪姫』をつくっていた時、ウォルトは病院で精神安定剤を使用しながら作業に取り組んでいました。


ですが、ウォルトはだんだん精神的に疲れていって、時には集中力を切らしたことも

しばしばだったそうです。


そんなウォルトを苦境から救いだしたのが、休暇です。


ウォルトは家族みんなでヨーロッパに出かけて、思いっきり気分転換しました。


そこで、彼はヨーロッパ映画の現状を知り、世界中の人からディズニー映画の新作を心待ちにしていることを知ります。


そういう体験を経て、彼は心の疲れを解消させたのです。


オフィスへ戻った時には、ウォルトは社員を通じて、「もう薬はいらないよ。その薬は先生自身が刺すんだね」とかかりつけ医に伝言させたほど、とても元気になったといいます。


こうして、そこから飛躍的に仕事の作業効率が上がって、名作映画『白雪姫』を完成させて世界を驚かせたのは周知のとおりです。


あの名作映画プロデューサーでさえ、休暇の力を頼っていたのです。

●明日は明日の風が吹く

心の休暇をとる習慣を身につければ、あらゆる困難を乗り越えることができるといっても過言ではありません。


企画などのアイデアが出てこなくなったら、まずは心を休めることをしてみましょう。

そうすれば、意外なタイミングでアイデアが浮かぶことがあるでしょう。


明るい世界観と未来を生き抜く強い意志を持てば、必ずあなたのもとに次の日がやってきます。


「明日は明日の風が吹く」とはまさにそのことです。


心を休める習慣は、決してただの怠惰ではありません。


心の休暇は、時間の無駄遣いでもありません。


むしろ、心の休暇は人生における必要不可欠な経費だといってもいいでしょう。


もしも心が疲れていた時には、素直にしっかり休みましょう。


そして、明るい未来が見えるようになるまで、じっくりと心の休暇を楽しむようにしましょう。

参考文献

『ウォルト・ディズニー―創造と冒険の生涯―』ボブ・トマス・著 玉置悦子/能登路雅子・訳


●あとがき

いかがでしたでしょうか。


今回は心を休めることの大切さやメリットを書かせていただきました。


何か参考になったことはあったでしょうか?


心を休める習慣を身につけることは、自己防衛の手段を身につけることであり、同時に明るい未来を築くための礎でもあるのです。


これを機に、ぜひ心を休める習慣を身につけてください。


それでは、今回のコラムを終了させていただきます。


どうもありがとうございました!

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