top of page

自分自身にアドバイスをしてみよう

もしも心がすさんでしまった場合、あなたはどうやって自分の心を整理していますか?


自分の心を整理する方法はさまざまにありますが、今回筆者がご紹介したい方法は、「自分自身にアドバイスをすること」です。


なぜ自分自身にアドバイスをするといいのか。


具体的にどうやって自分自身にアドバイスをすればいいのか。


今回はそのことを中心に、書かせていただきます。


●自分の心は、自分が一番知っている


なぜ自分自身にアドバイスをするといいのか。


それは、自分を的確に癒せるのはその人自身だからです。


あなたの心の中は、どんなに素晴らしい心理カウンセラーでも正確には理解できません。


あなたがいつ不満を持ち、どのタイミングで怒り、どういう状況で悲しい思いをしたのか。


それを把握できるのは、誰よりも感情の持ち主であるあなた自身なのです。


時として、あなた自身の気持ちが分からなくなることがあるかもしれません。


自分はなぜ怒っているのか、なぜこんなにもむなしい気持ちでいるのか。


なかなか言葉にしづらい不満がたまっている時もあることでしょう。


ですがそういう不満は、適度に自分の心を整理していけばおのずと見えてきます。


自分の心は、自分がよく知っているものなのです。


大切なのは、そんな自分自身の心と向き合い、自分自身に対して気の利いたアドバイスをすることです。


最初はテキトーな言葉でも構いません。


あなた自身に対する的確な言葉を探す努力をしてみましょう。


●他人を参考にすることと、他人に依存することは全然違う


ではここで、具体的にどうやって自分自身にアドバイスをすればいいのかを整理していきましょう。


自分自身に対するアドバイスをするには、以前の自分とは違う視点を持つことです。


以前の自分とは違う視点を持つには、以前までの自分では知らなかった他人の意見を参考にすること。


その実践の繰り返しこそが、あなた自身にアドバイスするための一番の近道だといえるでしょう。


くれぐれも、それは「他人に依存すること」ではありません。


他人に依存することは、あなた自身の命と責任を他人に押しつけるのと同じ行為だといえます。


本来、自分の命は自分で守るべきですし、自分の責任は自分で果たすべきなのです。


あなた自身の心を他人の心だと思って、やさしく接してみましょう。


そうすれば、いまのあなたに対する的確なアドバイスがおのずと見つかってきます。


「もしも同じ状況におちいった時、あの人ならなんてアドバイスしてくれるだろうか」


そうやって、他人の気持ちになって演じてみる努力をしてみましょう。


●自分自身に自力で教えられるメンターになろう


では、その他人の意見を取り入れるにはどうすればいいのか。


筆者が一番おすすめする方法は、本を読むことです。


他人の思考が文章化されているエッセイや実用書などを読んでみて、他人の意見に耳を傾けてみてください。


そういう読書を経てこそ、あなた自身の心は磨かれていき、結果的にあなた自身へのアドバイスの方法が見つかっていくのです。


自分自身にアドバイスできる人間になるということは、自分自身に自力で教えられるメンターになる、ということでもあります。


あなた自身の置かれている状況や心境を言葉にしてみて、そこから他人の意見を参考にしたうえで、的確なアドバイスをしてみましょう。


あなたを絶望から救い出せるのは、ほかの誰でもないあなた自身です。


癒すべき時は適度に癒してあげて、励ますべき時は的確な言葉で励ましてあげましょう。


その言葉が見つけられた時の快感は、どんなエンターテイメントにも勝ります。


自分自身に、自力で教えられるメンターになりましょう!


●あとがき


いかがでしたでしょうか。


今回は自分自身にアドバイスをする方法や、そのメリットなどについて書かせていただきました。


何か参考になったことはあったでしょうか?


自分自身へのアドバイスができる人は、自分自身の幸せを見出せる人だといっても過言ではありません。


日頃から自分自身に的確なアドバイスをするクセを身につけて、ぜひ自分自身を幸せにしてあげるように心がけてみてください。


それでは、今回のコラムはこれにて、終了させていただきます。


どうもありがとうございました!

Comments


bottom of page