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やる気が起きない時の考え方

普段の生活を送っている中で、時に疲れが溜まってしまうこともありますよね。


そんな疲れを溜めていると、自分のやるべきことをやる気が起きなくなり、場合によっては生きる気力をなくしてしまうことも十分あり得ます。


もしもやる気をなくしてしまったらどうすればいいのか。


今回はそのことを中心に、コラムを書かせていただきます。

●自分の身体を休めることに集中しよう

自分のやる気が起きなくなった時の基本的な考え方は、「自分の身体を休めること」を中心に据えることです。


やる気が起きない、ということ自体は、決してただの「なまけ心」とは違います。


それは、運動の練習をなまけている選手と、練習をしていたのに途中で筋肉痛やケガを起こして休んでしまう選手の違いを想像すればわかりやすいです。


前者は、自分の練習できることをあえてしない選手であるのに対して、後者はどうしても練習できない選手なのです。


筋肉痛やケガを起こした選手は、よほどひどいコーチにめぐり合わない限り、たいてい身体を休めることを優先させます。


それは、その選手のケガや筋肉痛が悪化して、本番の試合に支障をきたすのを一番避けたいからです。


だからこそ、スポーツの世界では「身体を休めること」も練習の一つとして認識されています。


それは、メンタルの場合も同じです。


あなたがやる気をどうしても起こせないのは、あなた自身が悪いのではありません。


朝にスッキリした気分になり、夜には不思議と暗い気分になる、といったように、人間には心の中においても「ケガ」や「筋肉痛」は存在するのです。


だからこそ、もしもやる気が起きなくなった場合はあせってはいけません。


そういう時は、「ああ、自分はいま心の『筋肉痛』を起こしている時期なんだ」と深く認識するように心がけましょう。

●普段とは違うことに手を伸ばしてみよう

十分な休憩をとることができたら、次は何をすればいいのか。


筆者がオススメしたい実践方法は、普段とは違うことに手を伸ばすことです。


もしもあなたがモノをつくることを仕事としているのでしたら、「モノをつくること」以外のことを実践してみましょう。


これを機にブログを発信してみるのもいいでしょうし、絵を描いたり曲をつくってみるのもいいでしょう。


そういう普段とは違った活動をすると、あなた自身が普段使っている脳や身体とは違う部分を刺激します。


そうすることによって世界の広さや深さを実感して、その影響によって結果的に、やる気が取り戻されていくのです。


身体を休めてもやる気が起きない場合は、もしかしたら普段の生活に飽きているだけかもしれません。


あなたの心の向くままに、ぜひ普段とは違った行動をとってみましょう。

●やる気が起きない=あなた自身の本音

では、上に書いたことを実践してみてもやる気が戻ってこない場合はどうすればいいのか。


そういう場合は、まずもう一度、自分自身を見つめ直すようにしてみてください。


あなたがいま送っている生活は、あなた自身が本当に送りたい人生になってるでしょうか?


あなたがいま描いている夢は、着実に形になっているでしょうか?


自分のやりたいことができていない状態で我慢ばかりしていたら、いつまでもやる気が戻らないのは当たり前です。


たとえ少し前まであなたが興味をもって行っていた仕事だったとしても、その仕事をどうしてもやる気が起きない場合は、改めて考え直した方がいいでしょう。


もちろん、最初はどの仕事も難しくて当然ですし、慣れていけば仕事の楽しさを見出すことができる時もあります。


ですが、しばらく経ってもその仕事に価値を見いだすことができなければ、筆者の意見としては、あなた自身の本音に素直になることをおすすめします。


やる気が起きないのは、単にあなた自身がなまけたいからなのではありません。


やる気が起こせない状況にある、ということは、それだけあなた自身が「やりたくない!」と心の中で叫んでいる証拠なのです。


そういう心の本音を知ることができるのは、自己分析においてはとても貴重な体験です。


やる気が起きないことを決して悲観するのではなく、これを機に、自分を見つめ直す努力をしてみましょう。

●あとがき

いかがでしたでしょうか。


今回はやる気が起きない時の考え方について書かせていただきました。


何か参考になったことはあったでしょうか?


繰り返し書きますが、やる気が起きないこと自体は悪いことではありません。


その体験をきっかけにして、ぜひ今回このコラムに書いたようなことを実践してみてください。


そしてあなたの人生を、より豊かにしていきましょう。


それでは、今回のコラムはこれにて終了いたします。


どうもありがとうございました!

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