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心の中を言語化する方法

心の整理や気分転換をするときに、必ずと言っていいほど必要なことが一つあります。


それは、「自分の心の中を言語化すること」です。


自分自身の心の状態を言語化できていないと、自分はこれから何をしたいのかがわかりませんし、心の健康状態がしっかりと把握することができません。


現代社会ではさまざまな自由が保障されている一方で、ひとりひとりの自己責任が問われています。


自分の心をコントロールするには、まずは自分の心の中を言語化させる必要があるのです。

では、具体的にどうやって自分の心の中を言語化すればいいのか。


今回はそういうことをテーマに、筆者の考えを書かせていただきます。

●「気持ちいい」「気持ちよくない」で分けてみよう

まず一番にオススメしたい実践方法として、あなた自身が気持ちいいのか、気持ちよくないのかで分類してみましょう。


そういう分類をすることで、今のあなた自身が満足しているかどうかが確認できて、自分の欲しいものも見えてきます。


もしもあなたが「気持ちいい」と感じているのなら、いまのあなたの生活はそれだけ調和がとれている証拠であり、逆に「気持ちよくない」と思っているのなら、どこかであなたの心に負担をかけているところがある、ということです。


あなたの感じる「気持ちよさ」は、心の信号機に当たります。


あなたが少しでも不快な気持ちになったことがあれば、その不快な感情を数値化するように心がけてみましょう。


そういう実践から、心の中の言語化ははじまっていくのです。

●なぜそういう感情になったのかを把握してみよう


自分の心の状態をザックリと分類できたら、次はその原因を探ってみましょう。


あなたがもしも気持ちいいのであれば、なぜそういう気持ちいい心の状態になれているのかを言葉にしてみましょう。


あなた自身が満足した気持ちになっているのは、おいしい食事をとったからなのかもしれませんし、掃除の行き届いた部屋に感動したからなのかもしれません。


または、あなた自身では気がついていなかった夢や願望が叶ったから、という場合だってあることでしょう。


もしくは、あなた自身が不快な気分になった場合のことを考えればもっとわかりやすいでしょう。


あなたがネガティブな感情を抱くのは、それだけあなた自身の心の状態が悲鳴を上げていることに他ならないからです。


ネガティブな感情は、言い換えれば「心の赤信号」であり、その原因を突き止めるのは結構容易です。


そういうあなた自身にある小さな喜びから大きな怒りまで、ありのままにノートに書き出してみましょう。


そしてその原因を自分なりに考えて、さらに言葉を書き足してみましょう。


そういうことができていけば、心の中を言語化することはどんどんカンタンになっていくことでしょう。


●あとがき


いかがでしたでしょうか。


今回は自分の心の中を言語化する方法について書かせていただきました。


何か参考になったことはあったでしょうか?


自分の心の中を言語化できれば、自己分析や心の健康診断も容易にできるようになります。


今回のコラムをキッカケにして、ぜひ心の中の言語化を実践してみてください。


以上で、今回のコラムを終了させていただきます。


どうもありがとうございました!

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