自分の不安との付き合い方
- 岡本ジュンイチ
- 2021年3月31日
- 読了時間: 4分
ふと自分の中に沸き起こる、とてつもない不安。
あなたも時として、そういう感情に襲われることがあるのではないでしょうか。
自分の不安に襲われた時には、決して焦ってはいけません。
むしろ、そういう不安になっている自分を大事にいたわってあげるように心がけていきましょう。
大切なのは、そんな自分の不安と上手に付き合うことです。
今回のコラムでは、「具体的にどうやって自分の不安と付き合えばいいのか」について、軽く書かせていただきます。
●夢を持って生きてみよう
自分の不安と付き合う方法は、ネガティブをネガティブだと思わないようにすることです。
もっとハッキリと書けば、夢を持って生きることです。
自分のやってみたいことや興味のあることを深掘りしていって、いい意味で自分の都合のいい見方をする努力をすること。
それこそが、自分の不安と上手に付き合う実践的な方法とだといえます。
ここでいう「夢」とは、具体的にどういうものを指すのか。
それは、たとえば「世界平和を願うこと」でもいいですし、「一流のシェフになりたい」でもいいでしょう。
実現ができるかどうかを問うことなく、ただ純粋に自分が動きたくなるようなことに思考を傾けること。
それこそがここで書く「夢」というものです。
●夢を持つだけなら、自信や根拠はいらない
「夢を持つ」と書くと、なんだか大きな志を持たなければならないとか、世間の正義や規律に沿ったものでなければならないと思われる方もいることでしょう。
ですが違います。
夢を持つことは、あくまであなたの本音を引き出すための手段であって、そんなに肩ひじを張る必要はありません。
「自分はこんな実績がないから夢を語る必要はない」と思う必要もありませんし、「大きな夢でなければならない」というワケでもありません。
なぜ夢を持つことを筆者がすすめるのか。
それは、自分の不安をツールとして生かすのに一番実践しやすい手段だからです。
ナイフはものを切るのに大変便利ですが、使い方を誤ると多くの人々を悲しませてしまいますよね?
不安な感情もそのナイフと同じです。
あり余る不安のエネルギーを的確に対処できなければ、そのエネルギーの矛先は悪いほうへと向けてしまいます。
「これからの未来はどうなるんだろう」と思えば思うほど、明日を生きる勇気を失ってしまいます。
そしてその気力が喪失することによって、世の中に対する見方がどんどん悪い方へ向いてしまいがちになるのです。
そこに、ひとつの夢を持っていたらどうでしょう。
自分のやりたいことを実現するためにできることは何なのか。
なぜか幸せな気分になったり、ドキドキした胸の鼓動が感じて、今を充実して生きていけるようになりますよね?
「たとえ次の日に世界が滅びようとも、私は人として生きていて本当によかった」
「自分は本当に幸せだった」と、思えるようになるはずです。
夢を持つだけなら、自信も根拠もいりません。
実績やスキル・経歴などにとらわれずに、どんどん夢を持って生きてみましょう。
●ネガティブな感情を、ポジティブ思考への第一歩にしよう
不安な気持ちを上手に活かすには、まずは不安になっている自分自身を認めることから始めるのが大切です。
いつも危険な場所に住んでいたら、不安な気持ちにおちいってしまうのは当たり前なことです。
適度な不安はあなた自身を守るためのセンサーであり、同時に人生を豊かにするための大きなきっかけになります。
そのきっかけをフルに生かして、ぜひネガティブな感情をポジティブ思考への第一歩に活かしていきましょう。
人は努力を続ける限り、幸せにならないことはありません。
夢を持ち、その夢に向かって生きてみてください。
そのうえで、自分の不安な気持ちと適度な距離感で付き合うように心がけていきましょう!
●あとがき
いかがでしたでしょうか。
今回は自分の不安との付き合い方について書かせていただきました。
何か参考になったことはあったでしょうか?
自分が不安になることは、決して悪いことではありません。
的確に自分の不安な感情をフルに生かして、これを機に、あなた自身の幸せな人生にするための糧としていってください。
それでは、今回のコラムはこれにて終了させていただきます。
どうもありがとうございました!
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