明るい感情の育て方
- 岡本ジュンイチ
- 2021年2月24日
- 読了時間: 4分
人間だれしも、明るい感情もあれば暗い感情もあります。
ですが、ヒトが人として生きている限り、他の人と関わらざるを得ません。
ゆえに、なんでも自分の本音を出せばいい、というワケではありません。
時には自分の感情をコントロールして、明るい感情にする必要もある場面だってあるでしょう。
「笑う門には福来る」というように、明るい感情には人を幸せにする力が備わっています。
日頃から明るい感情を育てていけば、普段生きているあらゆる場面が美しく見えるようになってくるのです。
じゃあ、具体的にどうやって明るい感情を育てればいいのか。
今回はそんな「明るい感情の育て方」について、軽く書かせていただきます。
●自分の先入観を見極めること
明るい感情を育てるために必要な第一歩は、事実をそのまま受け入れる努力をすることです。
自分の都合のいい解釈や先入観をすべて捨てて、自分の見えているものや聞こえているものを等身大で見つめる努力をしてみてください。
暗い感情になる時は、決まって自分自身の先入観がともなっています。
なぜなら、人間の身体はあなたの世界に対する見え方を変化させることによって、自分自身の危機管理を促しているからです。
逆に言えば、あなたが明るい感情を持てるのは、それだけあなた自身の心や身体が元気である証拠なのです。
ですので、明るい感情を育てるということは、いろんな意味で健全な生活を送ることでもあります。
健全な生活を送るための秘訣はいくつかありますが、その第一歩こそが、自分の先入観を見極めることだといえるでしょう。
●目の前の事実だけを直視できると、心が軽くなる
自分の先入観を見極められると何がいいのか。
それは、あなたの思考のクセが見えてくることです。
思考のクセが見えてくると、日頃あなたが持っている観察力や着眼点を的確に管理できるようになります。
目の前にある事実を等身大の事実として見つめられるようになれば、ひとつの物事に対しても複数の見え方ができるようになり、自分のものの見え方に強い疑問が持てるようになります。
その疑問こそが、あなたの心を軽くする大きなヒントになります。
目の前の事実をそのまま直視して、自分の先入観を取り除く努力をしてください。
そのうえで、自分の思考のクセを見極める努力をしてみましょう。
●すべてはものの見方次第
極端な言い方をすれば、物事の見え方次第であなたの幸せが決まっています。
言い換えれば、幸せは自分の目で見つけるものです。
今あなたのおかれている環境に、一度目を向けてみてください。
そして、その環境に満足しているか、満足してないかを素直に向き合ってみてください。
もしもあなたが少しでも不満を持っているのでしたら、ほんのちょっとしたことでも怒りや悲しみを感じるはずです。
自分のイヤな仕事や作業に追われているのなら、その仕事・作業をやるだけでもストレスがかかることでしょう。
ですが一方で、自分のやりたいことや憧れの職業・活動をしている人の場合、その作業一つ一つが気分転換になっています。
絵を描く仕事をすることで絵描きの心が癒される人もいますし、脚本を書くことによって脚本家の夢を実現させている人もいます。
明るい感情を育てるのは、決して難しいことではありません。
その方法を端的に書けば、「目の前にある環境を楽しく生きていくこと」です。
どんな状況でも明るく生きていける人は、たとえ重い苦難を強いられたとしても、前向きに明るく生きていけます。
すべてはものの見方次第なのです。
結論をまとめます。
目の前の事実だけを直視して、自分の先入観を捨ててください。
先入観をコントロールできる人は、人生をコントロールできる人だと言い換えてもいいでしょう。
繰り返しますが、明るい感情を育てるのは、決して難しいことではありません。
時には休んでも構いませんし、他人の力を借りて理解を得るのも大切です。
ですが、最後によりよく変わるべきなのは自分自身です。
このコラムをキッカケにして、明るい感情を育てましょう。
そしてあなた自身の手で、明るい未来を築いていきましょう!
●あとがき
いかがでしたでしょうか。
今回は明るい感情の育て方について軽く解説させていただきました。
何か参考になったことはあったでしょうか?
本コラムをキッカケに、少しでも明るい気持ちになってくだされば、筆者として大変うれしく思います。
それでは、今回のコラムはこれで終了させていただきます。
どうもありがとうございました!
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