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自己嫌悪におちいった時の考え方


さまざまな学校や職場、そのほかの人間関係において、自分のことが嫌いになってしまうことが多くあることでしょう。

とりわけ、感受性の高い人やこだわりの強い人などはそういう傾向が強いらしいですね。

もしもそんな自己嫌悪におちいってしまった場合は、一体どうすればいいのでしょうか。

今回は、そういうことで悩みがちなあなたのために、筆者の思う方法論をお送りいたします。

●自分は完璧な人間ではないことを自覚する

自己嫌悪におちいってしまった場合に一番強く認識しておくべきことは、この世の中に完璧な人間はいないということです。

たとえば、あなたが愛するパートナーがいたとすれば、そのパートナーの汚点に目がつきはじめることだってありますし、悪口を言いたくなることだってあります。

また、身体が不健康であれば、どんな人でも気持ちや気分が悪くなってしまいます。

つまり、自分がいつも大好きな人間であり続けられること自体がおかしいのです。

どんなにすごい実績を持つ人間でも、必ず欠点は存在します。

そして、どんな人でも自分を客観的に見る力が備わっているのです。

その客観的に見る力こそが、あなたの自己嫌悪の最大の要因です。

それを言い換えると、こういうことになります。

あなたが自己嫌悪におちいってしまうのは、自分のことを客観的に見過ぎているからです。

自分のことを客観視するのをやめて、自分の疲れた心に素直になるように心がけてみてはどうでしょうか。

そうすることによって、きっとあなたの自己嫌悪は弱まっていくに違いありません。

●明日になれば気持ちが明るくなることを信じる

いつまでも暗い気持ちを持ってしまう場合は、思い切って明日に希望を託しましょう。

次の日になれば、体力は健全に回復されます。

そうすれば、ネガティブに考えていた自分自身が、ウソのように小さく見えてきます。

それは、脳の中の記憶が更新されることによって、違った発想が持てるようになるからです。

「明日」という言葉は「日を明かす」と書くように、次に控えている未来はあなた自身の心を明るくするものであることを強く認識しておくといいでしょう。

未来へ託すという行為は、決して無責任な行為なんかではありません。

むしろ、自己嫌悪におちいってしまった場合には、特に有効な治療方法なのです。

時として、そういう現在からの逃避こそが自己回復につながることだってあることを強く認識しておきましょう。

●思いっきりやりたいことをやる

それらを実践したうえで、自分のやりたいことに素直になって行動をしましょう。

食べたいと思ったら食べて、寝ていたいと思ったら寝る。

絵を描きたいと思ったら描いてみてもいいですし、小説や映画に触れたいときは素直に触れていきましょう。

そういうふうに、自分の適度な欲求を満たすことによって、どんどん自分のことがわかるようになっていきます。

自分のことがわかれば、おのずと自分の欠点だけでなく、自分の長所や好みもわかってきます。

ですので、自分のやりたいことを思いっきりやって、自己嫌悪になってしまった自分の心をケアするようにしましょう。

●あとがき

いかがでしたでしょうか。

今回は自己嫌悪におちいった時の対処法をお送りいたしましたが、何か参考になったことはあるでしょうか。

ここで言いたい要点は、つまり以下の通りになります。

1.悲観をしてしまう原因を突き止めること

2.自分自身をいたわること

3.未来に希望を託して、自分の欲求に素直になること

それらの3つの要点を押さえたうえで、ぜひあなたの豊かなライフスタイルを確立させてください。

以上で、この拙いコラムを締めくくらせていただきます。

どうもありがとうございました!

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